2022年4月6日作成 鍼灸師 榊原義盛

コロナ後遺症とは

 コロナ感染後、感染症から回復したにもかかわらず、他に明らかな原因がなく、感染後から持続する症状や経過の途中から新たに生じている症状全般を言います。

代表的なコロナ後遺症

 海外からの大規模調査研究の結果、厚生労働省科学特別研究の調査、国外国内での研究調査結果から代表的なコロナ後遺症は、大きく4つに分類されます。全身症状、呼吸器症状、精神・神経症状、その他の症状があります。

海外のコロナ後遺症の頻度

 頻度について海外の方句では、コロナ感染後から回復後1か月を経過した患者さんでは、72.5%が何らかの症状を訴えている。最も多いのは、倦怠感です。息切れ、嗅覚障害、不安、咳、味覚障害、抑うつです。

海外のコロナ後遺症の持続期間

 持続期間について英国の地域住民調査では、コロナ感染症後に12週間以上にわたり何らかの症状を認めた患者は37.7%です。さらに別の海外の報告では、6か月以上で何らかの症状を有するのは、54%と報告されています。

国内のコロナ後遺症調査

 コロナ後遺症の患者さんの90%が倦怠感を訴えています。倦怠感が筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群(ME・CFD)に関連が深いことが分かっています。身体や頭を使った後に極端かつ長期間体調や脳の働きが悪くなる病気です。睡眠障害、自律神経障害なども起きます。新型コロナ感染症流行前に海外では、SARS発症後の数年後に筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群(ME・CFD)になっていたことが報告されています。新型コロナウィルス感染症の一部の患者さんは、筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群(ME・CFD)に移行されるのが報告されています。

倦怠感の症状で一番注意しなければいけないPEM

 軽い労作後やストレスの後5~48時間後に急激に強い倦怠感の症状が出てしまう状態です。または近所への買い物や家族との喧嘩などの直後は大丈夫ですが、その数時間後または翌日になってから急激にだるくなるなどが典型的な症状です。

PEMと筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群(ME・CFD)の関係

 PEMがある場合は筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群(ME・CFD)の傾向があります。少しの無理で急激に寝たきりの方向に行きやすいです。
 PEMがない場合は筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群(ME・CFD)の傾向はまだありません。まだ少し余裕がありますがだるくなることを続けるとPEM(強い倦怠感の症状)が出てしまうことがあります。早期治療をすることで早期改善が期待できます。できればPEM(強い倦怠感の症状)がないうちに治療をするのが望ましい。

一番大事なのは生活療法

 一番大切なことは生活療法です。しかも最も大切で最も間違えられやすいのが生活療法です。よく運動療法を薦められることが多いですが、無計画な運動療法が一番良くないです。

クラッシュとは

 筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群(ME・CFD)では、許容量を超えた運動、ストレス、頭脳労働で『クラッシュ』という現象が起きる。クラッシュの定義は非常にあいまいですが、簡単に言うと数日間寝込んでほとんど動けなくなる状態のことです。新型コロナウィルス後遺症でもクラッシュが起きることがよくあります。繰り返していると筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群(ME・CFD)に移行しやすくなります。クラッシュが起きないように慎重に心身の負荷をコントロールする必要があります。

自分を観察する

 患者さん自身が自分の状態をよく観察しながらペース調整することがとても大事です。倦怠感が強い患者様には、『だるくなることを絶対にしない』ということがとても大事です。患者さんのペースでだるくならない範囲で身の回りのことをしてください。

改善した時の負荷の増やし方

 この位であればだるくならないだろうと負荷を低く設定して2週間継続してください。だるくなったら負荷の設定を下げてください。だるくならなかったら2週間継続したのち負荷を少し増やしてください。それを繰り返して負荷を少しずつ増やしてください。
 身体がだるくなりそうと感じましたら直ちに横になって休んでください。2週間継続していると調子がいい日があります。その時に負荷を一時的に増やすことは止めてください。かなりの確率で調子を崩すことが多いです。

出来ることが増えてきたときの注意

 調子が良くなった時こそ調子にのって色々行動しますと悪化しやすいです。調子が良いからと言って無理をしないことが大事です。散歩など屋外の運動は自分の身体の変化に気づきにくいです。外出している時に身体がだるくなりそうと感じてもすぐに横になって休むことが出来ません。屋外の運動は危険なのでよほど良くなってからしましょう。

どうしても動かなければいけない時は

 事前に動かなければいけない日が分かっていたら前後の日にお休みをしてください。動く日には、必須アミノ酸BCCAをいつもより多く飲んでください。ダメージを多少減らすことが出来ます。

慢性上咽頭炎

 新型コロナウィルス感染後遺症の患者さんのほとんどが慢性上咽頭炎を併発しています。鼻・口・のどは、繋がっており上咽頭とは鼻とのどの間の部分であり、口を開けても見えない場所に位置しています。

上咽頭の治療で効果が見られる症状

 倦怠感、思考力の低下、頭痛、息苦しさ、身体の痛み、動悸、発熱、味覚障害、咳の症状に対して効果が見られます。コロナ後遺症の患者さんのほとんど症状に対して有効です。

自宅でできる治療法

 自宅でできる治療法として鼻うがいがあります。治療回数は、2回/日を目安にしてください。慢性上咽頭炎の治療効果を期待して行います。鼻うがいだけでも症状改善が得られる場合があります。鼻うがいの洗浄液の素は、市販で販売しています。洗浄液がない場合は、1~2%の食塩水(ぬるま湯)で行ってください。食塩の濃度を間違えなければ痛くありません。

鼻うがいのやり方

 

治療風景

我慢しないで当院にご相談してください

 初めまして!明大前はり灸院 院長の榊原です。数ある鍼灸院の中から当院のHPを選んで頂きありがとうございます。私は、鍼灸の国家資格を習得してから鍼灸学校の教員資格を習得しております。難しい東洋医学を分かりやすく患者様の症状ごとに説明しております。当院は、部分的な治療ではなく根本的に改善することを目指しておりますので身体全身の治療をしております。私の治療体験から刺激の強い治療をすると症状が悪化した経験から患者様の身体に負担をかけ過ぎない優しい治療を目指しています。当院に来られる方は、病院での検査で異常が見つからないのに辛い症状を感じている方が多く通っておられます。私は、患者様の治療後の笑顔を見るのを喜びとしております。

経歴

  • 多摩美術大学卒業
  • 工務店に勤務
  • 日本鍼灸理療専門学校 鍼灸科卒業
  • 東京医療専門学校 教員養成科卒業
  • 明大前はり灸院開業

お客様の声

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お灸(身体を温める)

お灸についてのイメージをお聞きすると皆様あまり良いイメージを持っておりません。真っ先に思い浮かぶのは「お灸を据える」という慣用句です。「悪いことをしたから懲らしめる」と思い浮かべます。皮膚上でのお灸の温度は米粒大の大きさのお灸ですと皮膚温度が80度になります。80度の温度になれば熱くて火傷もします。このことからお灸は、身体的な苦痛を伴う熱さをイメージされます。治療のため熱くて身体に火傷の痕が残るような治療は、当院ではしておりません。心地良い温度で眠ってしまうほどの気持ち良いにもかかわらず辛い症状が解消されるお灸をしております。

 当院のお灸、紫雲膏灸(しうんこうきゅう)です。40度程度の温かいお灸です。紫雲膏を気の流れ道である経絡に適量に載せていきます。その上に1つ1つ丁寧に手で捻った艾をすえていきます。最適な効果を出すためにお身体の状態や症状に合わせて治療をします。東洋医学では、気血の流れが悪くなることで病気になると考えられています。気血は、酸素や栄養を身体の隅々まで運びます。身体の不要な老廃物は、気血を通して体外へ排出されます。冷え、疲れやストレスなど様々な要因で気血が滞ると必要な栄養が運ばれなくなり老廃物が体外へ排出できなくなります。自律神経・ホルモンバランスを整えるに最適な温度である40度程度のお灸は、気血の流れを調整します。

 東洋医学では、未病(みびょう)という考え方があります。未病とは病気なる前の状態です。仕事や家庭のことで忙しく毎日過ごされているとついつい自分の身体を無理して疲労や不調を蓄積してしまいます。このような状態が未病です。病気になるサインを身体が発信しているのです。身体からのサインを見逃してしまうと病気となり辛い症状で悩まされてしまいます。東洋医学では、身体と心は一体化していると考えています。身体が疲れると心も疲れてきます。身体が楽になると心も楽になります。身体と心が疲れている時に熱くなく痕のつかない40度程度のお灸を全身に据えることで身体の疲れが取れれば心も穏やかになります。気持ちの良い温度のお灸で心が穏やかになれば身体の疲れも取れます。身体と心の両方を同時に治療できる気持ちの良い温度の治療です。東洋医学は、症状のある所だけを治療するのではなく身体全体を治療するtことにより全身の気血の流れを整えていきます。丁寧に艾を1壮ずつ捻って据えていきます。安心安全丁寧を第一に考えてオーダーメイドの治療をさせて頂きます。

治療費

初診料

2,000円

初回時の病態把握のための徒手検査やカルテ作成料などを含みます。
20分程度のお時間をいただきます。

初めての方にプレゼント

初めてご来院される方に
・せんねん灸      10個
・火を使わないお灸 太陽2個
・火を使わないお灸 世界1個
プレゼントしています。

はり灸治療(局所治療)

3,000円(30分程度)

鍼やお灸を使って治療をしていきます。
局所の痛みや症状の改善を目的としています 。 

はり灸治療(全身治療) 人気ナンバー1

6,000円(60分程度)

鍼やお灸を使って治療をしていきます。
局所の痛みや症状の改善だけでなく、全身のケアを目的としています 。 

はり灸治療(学生:25歳迄)

5,000円(60分程度)

美容鍼灸

5,000円(30分程度)

鍼やお灸を使って美容治療をします。
当院独自の方法でお顔にとても気持ちの良いお灸をします。
お顔だけでなく全身に鍼とお灸治療をすることによって全身の美容効果があります。

回数券

局所治療  3,000円 券×5回 13,000円( 2,000 円お得)
美容・学割 5,000円 券×5回 20,000円( 5,000 円お得)
全身治療  6,000円 券×5回 25,000円( 5,000 円お得)

初診時に購入の方は、初診料を0円にします。
回数券は、3ヶ月間有効です。

ご予約・お問い合わせ

  • オンライン予約は、24時間受付しております。
  • メールでのお問い合わせは下記のバナーからご連絡をください。
  • こちらは、仮予約となります。日程を確認でき次第こちらから予約確定のメールを送らせて頂きます。
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  • お返事に多少のお時間を頂く場合がありますのでご了承ください。

アクセス方法

  • 明大前駅(140m) 徒歩 2分
  • 住所 〒156-0043 東京都世田谷区松原2-39-19グリーンハウス101
  • 電話 03-6876-9177

京王線明大前駅から当院への道順を写真での紹介です