病院巡りをされた方へ

様々な症状に悩まされている方の中に自律神経失調症の方が、非常に多いです。原因は、様々ですが、症状にとらわれてしまうとなかなか治療効果が出なくて様々な病院巡りをされます。病院巡りをされた結果満足する効果が表れないので鍼灸院などを巡る旅に出られる方もいます。

私の場合は、症状にとらわれない治療をすることによって様々な症状を改善することに努めています。例えば頭痛がするから頭部だけに治療するのではなく頭部から離れたところに浅い鍼の治療をすることが多いです。身体の全体の調整をすることによって頭痛を改善しようと考えています。自律神経失調症の方には、特に有効な治療だと思っています。

頭痛は、自律神経失調症なの?

患者さんの中で自律神経失調症に気が付いている人はほとんどいません。体の調子が悪いと自覚している方が、病院で検査をしても診断名がつかないためどう対応したらよいのか分からないです。様々な症状を抱えていることもあり慢性的な頭痛で悩んでいる方が痛み止めを飲んでもその場しのぎにしかならないことが多いです。原因となっている元を改善しない限り身体は、無意識のレベルで頭痛と言うサインを出しているのです。サインに気が付かないと頭痛薬を服用してその場限りの対処療法をしてしまいます。

自律神経失調症とは

 交感神経と副交感神経のバランスが崩れた状態を自律神経失調症といいます。消化器・呼吸器・循環器などの活動をつかさどっている神経であり、この症状に陥ると体のさまざまな部位に異常が見られるようになります。内科や整形外科などで検査を受けても具体的な原因が見つからない場合は鍼灸治療が効果的です。

身体の症状

自律神経失調症になると多様な異常が見られるようになります。体に出る異常としては慢性的な疲労・頭痛・めまい・耳鳴り・呼吸困難・せき・嘔吐・肩こり・食欲不振・腹痛・月経痛・月経不順・手足のしびれ・動悸・むくみ・ほてり・頻尿・便秘・下痢などがあります。

精神的な症状

精神的な症状としてはやる気が出ない・イライラ・不安・疎外感・焦燥感・ゆううつ・感情の起伏が激しいなどが挙げられます。 このように症状が多岐に渡るのが自律神経失調症の特徴です。放置していると症状が悪化したり、慢性的になることがあるので早期の治療が求められます。

ストレスが原因?

自律神経失調症の主な原因はストレスです。自律神経は肉体的・精神的ストレスから身を守るために、ホルモンの分泌などを行って体の調整を行っています。正常な場合、相反する作用を持つ交感神経と副交感神経がバランスよく機能しているのですが、過剰なストレスを受けたり、長時間のストレスにさらされたりするとバランスが崩れてしまい、自律神経失調症になります。

日常生活の乱れ

昼夜逆転の生活を送っていると自律神経失調症になりやすいので注意しましょう。交感神経は昼間に、副交感神経は夜に活発化するのですが、夜型の生活になると自律神経のバランスが崩れやすくなります。

有効なツボ!

自律神経失調症を治療するためには、頭痛や腹痛などの症状に対応したツボを刺激するよりも、まずはその異常を引き起こしている自律神経を正常に戻す必要があります。ストレスを軽減し、自律神経失調症の治療に期待できるツボは「神門(しんもん)」、「曲池(きょくち)」、「天柱(てんちゅう)」などがあります。

有効なツボの位置

神門・・・手首の横ジワの小指寄りの端にあるくぼみのツボ

曲池・・・ひじを曲げたときの横じわから親指側の端にあるツボ

天柱・・・首の後ろにある2本の筋肉(僧帽筋)の外側、髪の生え際にあるツボ

鍼灸治療の効果

自律神経失調症の主な原因とされるストレスに対して、鍼や灸による鍼灸治療は効果的といわれています。「神門」や「曲池」といったツボを指圧することで自律神経のバランスを改善するだけでなく、マッサージによるリラックス効果も同時に得られるためです。

自律神経失調症かなと思ったら

自律神経失調症だと気づかれない方は多いです。慢性的な辛い症状がありましたら当院に相談をしてください。

筑波技術大学名誉教授  形井秀一先生の自律神経のお話

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