映画『心の傷を癒すということ』を見て



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2020年1月にNHKで放送されたテレビドラマを劇場版として再編集された映画です。実在の人物をモデルにして描かれたフィクションです。
主人公は医大生の時に心について興味があるから精神科医になりたい。それだけの理由で精神科医になってよいでしょうかと大学の精神科の教授に尋ねます。私にとってとても印象的なシーンです。
 私が鍼灸師を目指したのは人の心に影響を与えることが出来るからだと思ったからです。複雑な心に対してなぜ影響を鍼灸で与えることが出来るのか分かりませんが体験的にできると感じたからです。 主人公は阪神大震災の時に被災者の心のケアをしたことにより注目され被災者の話す言葉に寄り添うことをベースにした活動をします。私のイメージする精神科医は投薬で複雑な人の心を操作しようとしています。
 本来の心のケアは、回復しようとする人のそばに寄り添うことから始まるのだと思います。私の鍼灸治療は、そんな治療を目指しています。