
2021年9月20日作成
鍼灸師 榊原義盛
頭痛の種類
「頭が痛い」頭痛には、いくつかのタイプに分けられます。 こめかみあたりがズキズキ脈打つような痛みで、多くは片側に痛みが生じる「片頭痛」と頭全体が締め付けられるような痛みを感じたり、後頚部や肩の筋肉が張ったような痛みも伴う「緊張型頭痛」、ストレス、飲酒、喫煙が誘因して眼窩部や前頭部に数秒間激しい痛みを短期間繰り返す「群発頭痛」、その他、神経性頭痛、薬剤使用過多による頭痛などです。

頭痛は重大な病気の予兆?
頭痛は重大な病気の予兆である場合もあり、突発的な激しい頭痛は医師の診断を受けましょう。ここではそういった重篤な疾患性のない頭痛の治療や緩和について説明します。

片頭痛の症状
片頭痛は、頭痛発作を繰り返し、多くは片側性です。血管が拡張してズキズキガンガンする痛みや吐き気をともない、目の前がチカチカするなど光や音に過敏になったりします。歩いたり体を動かしたりすると、痛みはさらに増します。長引くと慢性化しやすいとされています。

緊張型頭痛の症状
緊張型頭痛は、後頭部や頭の両脇、首筋などがギュッと締めつけられるように痛むのが特徴です。倦怠感がともなうこともあります。

群発頭痛の症状
群発頭痛は、激しい眼窩部痛で、その間、結膜の充血や、鼻水・鼻づまりを伴い、夜間、睡眠中に頭痛発作が起こりやすく、男性に多いとされています。慢性化すると1年から数年、ほぼ同じ時期に発作が繰り返されるとされています。

片頭痛の原因
片頭痛は、いまだ病態は示されていないですが、頭の中の血管(三叉神経血管系)が提唱されてきています。 疫学調査では、誘発・増悪する要因には、ストレス、月経周期、睡眠不足、天候、気圧変化が上げられます。また、飲食物では、チョコレート、赤ワインなどポリフェノールの関与が考えられています。

緊張型頭痛の原因
緊張型頭痛の症状をお持ちの方は、頭痛(一次性)を訴える方の中でも、最も多いとされています。しかし、いまだ不明なことも多い疾患です。頭周囲の筋肉に押すと痛い圧痛があり、神経が刺激をうけ、痛みの原因となっています。 日常生活で感じる緊張、スマホやPCを長時間使用するなどで、身体がこわばり、知らず知らずの内に自身の負担となり、頭痛として現れてくるようです。

群発頭痛の原因
群発頭痛もまだまだ、病因は明らかになっていないようです。ストレス、飲酒、喫煙が誘因となり、これらの過剰摂取により、脳内の血管や神経に影響を及ぼし、頭痛となって現れてくるとされています。

頭痛の共通原因は?
どの頭痛にも共通する原因として、身体の冷え(特に下半身の冷え)、首のこり、肩こりもあげられます。

頭痛の原因は、体の熱の上昇?
気球と同じで、熱は上にあがる性質があります。身体のなかでも同じで、下半身が冷えると、身体のなかの熱は上にあがります。上にあがった熱は、首から上の頭部にまであがると逃げ場がなくなり、頭部に熱がこもります。すると、首や肩などのこりが強い部分にも熱がこもり、こりによって神経が圧迫されるので、痛みを伴うようになります。

危険な頭痛とは?
頭痛には、くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎などの疾患によって発生する「二次性頭痛」というタイプがあります。突然の頭痛や、今までに経験したことがない頭痛、しだいに頻度が増え症状も悪化していく頭痛などは二次性頭痛のおそれがあります。すみやかに医師の診断を受けるべきです。

頭痛の原因は冷え
特に女性に多い頭痛のタイプとして、前述のとおり、熱が身体のなかにこもってしまうことで起きている頭痛は、まずお腹と足を温めることが大事です。それによって身体のなかの熱のバランスが整います。頭痛なので、ついつい頭部に意識が行きがちですが、頭痛の時にお腹や足を触ると、冷えていることがよくあります。

腹巻で頭痛が改善?
実際、オードリーの若林さんがテレビ番組で、あまりにも頭痛がひどいため診てもらったところ、医師に「腹巻をしなさい」と言われ、その通りにしたところ、頭痛が改善したという話もあります。

頭痛(冷え)は、夏に多い
冬にも増して夏に多い傾向があります。なぜなら、服装は薄着、冷房で空気が冷える、部屋のなかも同じ状況が起き、頭のほうに温かい空気がたまり、足もとは冷える、また、汗もかくので身体が冷えやすいということもあげられます。

頭痛に期待できる鍼灸治療の効果
頭や首の筋肉の緊張をほぐし、血流をよくすることで頭痛の原因を解消して痛みを鎮めます。
また慢性の頭痛がある人は冷えを伴う場合もあるため、頭痛になりにくい体質へと改善していきます。

治療風景



頭痛は我慢しないで当院にご相談してください
初めまして!明大前はり灸院 院長の榊原です。数ある鍼灸院の中から当院のHPを選んで頂きありがとうございます。私は、鍼灸の国家資格を習得してから鍼灸学校の教員資格を習得しております。難しい東洋医学を分かりやすく患者様の症状ごとに説明しております。当院は、部分的な治療ではなく根本的に改善することを目指しておりますので身体全身の治療をしております。私の治療体験から刺激の強い治療をすると症状が悪化した経験から患者様の身体に負担をかけ過ぎない優しい治療を目指しています。当院に来られる方は、病院での検査で異常が見つからないのに辛い症状を感じている方が多く通っておられます。私は、患者様の治療後の笑顔を見るのを喜びとしております。

経歴
- 多摩美術大学卒業
- 工務店に勤務
- 日本鍼灸理療専門学校 鍼灸科卒業
- 東京医療専門学校 教員養成科卒業
- 明大前はり灸院開業
お客様の声

お灸(身体を温める)
お灸についてのイメージをお聞きすると皆様あまり良いイメージを持っておりません。真っ先に思い浮かぶのは「お灸を据える」という慣用句です。「悪いことをしたから懲らしめる」と思い浮かべます。皮膚上でのお灸の温度は米粒大の大きさのお灸ですと皮膚温度が80度になります。80度の温度になれば熱くて火傷もします。このことからお灸は、身体的な苦痛を伴う熱さをイメージされます。治療のため熱くて身体に火傷の痕が残るような治療は、当院ではしておりません。心地良い温度で眠ってしまうほどの気持ち良いにもかかわらず辛い症状が解消されるお灸をしております。
当院のお灸、紫雲膏灸(しうんこうきゅう)です。40度程度の温かいお灸です。紫雲膏を気の流れ道である経絡に適量に載せていきます。その上に1つ1つ丁寧に手で捻った艾をすえていきます。最適な効果を出すためにお身体の状態や症状に合わせて治療をします。東洋医学では、気血の流れが悪くなることで病気になると考えられています。気血は、酸素や栄養を身体の隅々まで運びます。身体の不要な老廃物は、気血を通して体外へ排出されます。冷え、疲れやストレスなど様々な要因で気血が滞ると必要な栄養が運ばれなくなり老廃物が体外へ排出できなくなります。自律神経・ホルモンバランスを整えるに最適な温度である40度程度のお灸は、気血の流れを調整します。



東洋医学では、未病(みびょう)という考え方があります。未病とは病気なる前の状態です。仕事や家庭のことで忙しく毎日過ごされているとついつい自分の身体を無理して疲労や不調を蓄積してしまいます。このような状態が未病です。病気になるサインを身体が発信しているのです。身体からのサインを見逃してしまうと病気となり辛い症状で悩まされてしまいます。東洋医学では、身体と心は一体化していると考えています。身体が疲れると心も疲れてきます。身体が楽になると心も楽になります。身体と心が疲れている時に熱くなく痕のつかない40度程度のお灸を全身に据えることで身体の疲れが取れれば心も穏やかになります。気持ちの良い温度のお灸で心が穏やかになれば身体の疲れも取れます。身体と心の両方を同時に治療できる気持ちの良い温度の治療です。東洋医学は、症状のある所だけを治療するのではなく身体全体を治療するtことにより全身の気血の流れを整えていきます。丁寧に艾を1壮ずつ捻って据えていきます。安心安全丁寧を第一に考えてオーダーメイドの治療をさせて頂きます。
治療費
初診料
2,000円
初回時の病態把握のための徒手検査やカルテ作成料などを含みます。
20分程度のお時間をいただきます。
初めての方にプレゼント
初めてご来院される方に
・せんねん灸 10個
・火を使わないお灸 太陽2個
・火を使わないお灸 世界1個
プレゼントしています。

はり灸治療(標準治療)
6,000円(60分程度)
鍼やお灸を使って治療をしていきます。
局所の痛みや症状の改善だけでなく、全身のケアを目的としています 。
はり灸治療(学生:25歳迄)
5,000円(60分程度)
美容鍼灸
8,000円(70分程度)
鍼やお灸を使って美容治療をします。。
当院独自の方法でお顔にとても気持ちの良いお灸をします。
お顔だけでなく全身に鍼とお灸治療をすることによって全身の美容効果があります。
回数券
5,000円 券×5回 20,000円( 5,000 円お得)
6,000円 券×5回 25,000円( 5,000 円お得)
8,000円 券×5回 35,000円( 5,000 円お得)
初診時に購入の方は、初診料を0円にします。
回数券は、購入日から3ヶ月間有効です。
ご予約・お問い合わせ

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アクセス方法

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- 電話 03-6876-9177
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